ここでは「出欠確認のため」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「出欠確認のため」とは?
「出欠確認のため」は、その相手が何かに出席するのか、欠席なのかの確認のため、という意味で使います。
「○○への出欠確認のため、このメールを送らせていただきます」などという用い方になり、この後にその返事をどのような方法でいつまでに、と続けます。
例えば、「ご出席の場合には○日までにこのメールへの返信という形でその旨をお願いいたします」といった具合で、欠席なら特に返事は必要ないとする使い方もよく見られます。
メール以外の連絡方法でも使うことができ、招待状などの形で書面として送る、電話で直接口語で「出欠確認のためにご連絡させていただきました」などと使われる例も多いです。
「出欠確認のため」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「出欠確認のため」は、その対象となる何かのイベントや会合、会議などへ参加するのかと訊ねるための表現です。
わざわざその確認を行うということは、このように使う側に参加人数分の席などの用意が必要だといった理由があるためで、それが開催されるまでに返事をもらえないと意味がありません。
そのため、先のように、それをいつまでにという使い方が必須になり、その際に必要になるものを一緒に伝えることもできます。
出席の場合にはその連絡をもらった後に入場証を送るなどとした上で、「当日は必ずそれをお持ちください」のように使う例がそちらです。
「出欠確認のため」を使った例文
・『弊社主催の○○への出欠確認のため、こちらのメールを差し上げました次第です。ご参加の場合には、返信にてそちらをお知らせください』
・『来週の会議への出欠確認のため、○日までにご連絡いただけますか』
「出欠確認のため」の類語や言い替え
・『参加確認のため』
「出欠」とせず、この「参加」とした方が見た目や聞こえがいいことも多いので、こちらもよく同様に用いられています。
参加しないということは必然的に欠席になるので、この表現を使って「参加確認のため、ご連絡いたしました」などとしても伝わる意味は一緒です。
まとめ
「出欠確認のため」は、相手が何かに出席するのか確認するために使われます。
それを聞く必要があるからこそ(それによって用意するものがある、などの理由から)用いるため、期限を切って、それまでにという使い方になるのが通例となっています。