何かを決めたことを人に告げる場合には、「判断に至りました」との表現がよく使われます。
使う際の注意点も存在しているようです。
判断に至りましたは、どんな場面で使うのかなどを詳しく見てみましょう。
「判断に至りました」とは?
ある事柄をよく検討した末に、決定する状況へと行き着いたことについて、相手に丁寧に伝えるための表現です。
「判断に至りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
新規事業に取り組みはじめたり、途中で仕事を中断するなど、ある事柄を検討して決定する機会がたびたびあります。
そのような時に「判断に至りました」ということが可能です。
これによって考えた末に決めたことを、相手に伝えるのに役立ちます。
これは物事の実行、導入、採用、中止などに関し、公式的な場面で使われる表現です。
用いる場合は「検討した結果」などを前置きすることにより、考えたことを強調する効果を得られます。
また「中止する」などのように、何の判断であるか具体的に示すのが良いでしょう。
それが曖昧な形では、話が伝わりにくくなってしまいます。
そして必ず検討や議論をして決定を下すことが、使用する上での条件となることに気をつけてください。
「判断に至りました」を使った例文
・『社内で検討した結果、計画は断念する判断に至りました』
・『検討の末、新規プロジェクトを立ち上げる判断に至りました』
「判断に至りました」の類語や言い替え
「結論に至りました」は、議論をおこなった末に最終的な結果を出す状況に、行き着いたことを表しています。
「結果に至りました」は、ある物事を行った末に生じた結末に、行き着いたという意味です。
「決断に至りました」は、意志をはっきりと決める状況に、行き着いたことを表します。
「決定いたしました」としても、はっきりと物事を決めたことを意味する表現です。
「判断に達しました」は、判断に至りましたと似た意味になります。
「判断となりました」は、検討した末に決定したことを伝える丁寧な表現です。
まとめ
よく検討した末に決定した状況を伝えるにあたり、「判断に至りました」を使ってみるのが良いです。
その場合には、何の判断をしたかを具体的に述べることが大切と言えます。
また「結論」など別の言葉を使った表現も、考えてみると良いでしょう。
