この記事では「判明いたしました」について解説をします。
「判明いたしました」とは?意味
明らかになりました、という意味です。
「判明」には、明らかになることという意味があります。
「判」は、わかる、あきらかになる、「明」は、あきらか、あきらかにするという意味を持つ漢字です。
「いたし」は「する」の謙譲語です。
自分の側の行為を低めて表現をして、相手に敬意を表します。
「まし」は「ます」のことで、敬意を表す語です。
「た」は動作や作用が過去に行われた意や完了した意を表します。
「判明いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かがはっきりしたときに用います。
たとえば、ファイルが添付されているメールを受け取ったとします。
普段はメールに添付されている資料を開くことができるのですが、このときはなぜだかファイルを開くことができませんでした。
このファイルの中身を見られないと困るので、何とかしてファイルを開けたいです。
いろいろ調べたところ、なぜファイルが開かないのかはっきりしました。
はっきりとわかったということをかかわりのある人に報告するために、この言葉を伝えます。
関係のある人たちは「どうなったのだろう」と気になるので報告をしましょう。
この後には、何がわかったのかを述べます。
聞き手は「判明した」という事実だけでなく、わかった事柄も知りたいはずなので、その事柄についても知らせるようにします。
そして、わかった事柄をもとに適切な行動をとります。
不都合が生じてそれによって他人に迷惑をかけているときは、謝罪をして、そしてわかった事柄を伝えましょう。
相手はなぜそうなったのかを知りたいので、そうなった原因を知らせます。
「判明いたしました」を使った例文
・『○○であることが判明いたしました』
「判明いたしました」の返答や返信例
この後にわかった事柄が伝えられるので、その事柄を確認します。
この後に行動をする必要があるときは、適切な行動をとりましょう。
たとえば、機械に不具合が生じていて、その原因がわかったという場合ならば、適切な処置をして機械を使えるようにします。
荷物の到着に遅延が生じており、その原因を調べてわかったときは、荷物を受け取れるように対応をします。
わかった事柄を他の人たちに知らせる必要があるときは、他の人たちにその情報を広めます。
必要な情報は共有しましょう。
まとめ
この言葉は、何かが明らかになったと知らせるものです。
曖昧なままにしてしまうと、「どうなったのだろう」と関係のある人に疑問を抱かせてしまうので、はっきりしたときにはその事柄を伝えましょう。