「判然としない点もございます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「判然としない点もございます」とは?
「判然としない点もございます」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「はっきりとした原因は特定できない次第でございます」もしくは「違和感があるような気がいたします」などという意味合いで使われている表現です。
「理由などが明らかではない」さまや「判明できない」様子などを示す「判然としない」とは、ビジネス上では「原因が明確ではない不具合」ないし「何故だか分からない込み入った事情」などという意味で用いられており、原因や理由などが明白ではない状況や事態などを招いてしまった場合などに用いられています。
「判然としない点もございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「判然としない点もございます」とは、「あることが起こった理由がぼんやりとしている」または「どうしてそのような事態を招いたのか分からない」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネス上で不本意にも生じてしまったネガティブな現象や結果などについて、それらを招いてしまった理由や原因などがはっきりしない旨に触れることができる表現で、判然としない理由や背景などについても具体的に述べておく必要があるでしょう。
「判然としない点もございます」を使った例文
・『先般発生いたしましたシステム障害につきましては、何故生じてしまったのか判然としない点もございます』
・『判然としない点もございますので、引き続き調査を続けてまいりたいと存じます』
「判然としない点もございます」の類語や言い替え
・『はっきりとしない箇所がいくつかございます』
・『分かりづらい部分が散見しております』
・『原因をひとつに特定できない状況でございます』
まとめ
「判然としない点もございます」とは、ビジネスシーンにおいて「不明な箇所が複数ございます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
