「利用させていただいており」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「利用させていただいており」とは? ビジネス用語

この記事では「利用させていただいており」について解説をします。

「利用させていただいており」とは?意味

使わせてもらっている、という意味です。

「利用」には使うこと、役に立つように用いることという意味があります。

ものや施設などが持っている働きを十分に活かして使うことをいいます。

「させていただい」「させていただく」のことで、相手の許しを求めて行動する意を込めて、相手に敬意を表す言い方です。

「ており」「ている」の丁寧な言い方です。

現在の状態を表します。


「利用させていただいており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が何かを使っていることを伝えるために用います。

使っているものは、話し手側が所有しているもの以外です。

土産物のことで説明をします。

A店という土産物店があります。

B社のBさんは、他社に渡す手土産をA店で購入することが多いです。

この店の品物は評判がよく、A店の品物を手土産にすると喜ばれます。

あるとき、A店の店主とBさんが直接話す機会がありました。

A店を使っているBさんは、普段から店を使っていることを話題に出しました。

そのときに、このような言葉を用います。

「させていただい」という表現は、BさんがA店を敬っている意を表します。

「おり」の後には「ます」を続けたり、使っているからどうであるのかを表す言葉が続きます。

この例の場合だと「他社の方に喜ばれております」などが続きます。

はじめて利用したときに、この言葉を使うことはあまりありません。

定期的に使っているものに対して、このような言葉を用います。


「利用させていただいており」を使った例文

・『利用させていただいております』

「利用させていただいており」の返答や返信例

返答することもあれば、しないこともあります。

自分の側が所有する何かを使ってくれているなら、利用してくれていることにお礼を伝えるとよいでしょう。

たとえば、ある決まった宿泊施設を普段から利用しているというのであれば、その宿泊施設の従業員からお礼を伝えます。

こちらがお願いをして使ってもらっているのでなくても、お礼を伝えることが望ましいです。

そのものやサービスなどを提供している側としては、利用してくれる人がいるのはありがたいことです。

何気ない会話の中でこの言葉が出てきたなら、「そうなのですか」など相槌をうったり、そのものについて詳しく話しを聞いたりするとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、話し手が何かを使っていることを表しています。

話し手が所有するもの以外のものを使っているときに用いるものです。

そのものを提供する人に敬意を表しています。

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