「力を注ぎます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「力を注ぎます」とは?
「力を注ぎます」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「全力を尽くしてことに当たる所存でございます」もしくは「注力してまいります」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上では、本来は別々の企業や団体などと協力して同じ事業に取り組んだり、共同して任務にあたっていくような場面も散見されますが、関係者へ向けて自分自身や自らが属する組織などがひたむきに目の前の職務を執り行う所存である旨について表明することができる言い回しです。
「力を注ぎます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「力を注ぎます」とは、「やるべき業務に真摯に取り組むつもりでございます」あるいは「自身がもっている能力や技能などをすべて活用したいと考えております」などという意味合いで使われている表現です。
長きに及ぶ期間において取引や商売などを続けていく上では、その場やその時に相応しい手段や道などを選びながらうまく仕事を進めていく必要が出てきますが、特に重要な局面や大事な場面においては上記のフレーズを用いて難しい状況を打開しようとする決意や熱い思いなどを先方に伝えることができます。
「力を注ぎます」を使った例文
・『現在開業準備を進めております新しいショッピングモールが完成するまでは、けっして満足することなく本事業にもっている力を注ぎます』
・『御社の営業担当として昨年よりも利益を向上させることができますよう、弊社が持っておりますすべての力を注ぎます』
「力を注ぎます」の類語や言い替え
・『注力してまいります』
・『一生懸命取り組んでいく所存でございます』
・『余力を残さないようにひとつずつ丁寧に対応させていただきます』
まとめ
「力を注ぎます」とは、ビジネスの場において「一層精進してまいる所存でございます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて違和感のないように使いこなしましょう。
