「努めて参る」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「努めて参る」とは? ビジネス用語

この記事では、「努めて参る」の使い方に関して解説します。

「努めて参る」とは?

「努めて参る」とは、どういう意味でしょうか「努める」は、その文字の通り「努力する」という意味です。

そして、「参る」は、もともとは、「行く」の謙譲語として使われるので、トータルで見ると、「努力していきます」ということになります。

さらに、最も簡単な言い方としては「がんばります」になるでしょう。

この「参る」という言葉は、この文脈では「行く」というよりは「継続する」という意味で使っているとも捉えられます。


「努めて参る」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「努めて参る」をビジネスで使用する場合には、やはりこれを使うシチュエーションを考えることが重要でしょう。

なぜなら、この表現は大げさであるからです。

前述のように気持ちは「がんばります」で十分通じるにもかかわらず、このような持って回ったような言い方をすることによって重みを出そうとしていると思われてしまいます。

それ避けるためには、簡単に「努力します」でも大丈夫でしょう。


「努めて参る」の正しい敬語表現

前述したゆに、「努めて参る」には、「参る」という謙譲語すでに含まれています。

したがって、通常はさらに敬語は必要ありませんが、文章を完結するためには「努めて参ります」のように言い切る必要があります。

この前に文章を付ける場合には、そちらにも敬語表現が必要になります。

たとえば「成功できますように、努めて参ります」のようになります。

「努めて参る」を使った例文

・『皆様の御恩に報いるよう、努めて参ります』
・『今後も一生懸命努めて参ります』

「努めて参る」の類語や言い替え

「努めて参る」の類語としては、「がんばっていく」「努力していく」「最善を尽くします」のようなものがあります。

まとめ

この記事では「努めて参る」に関して解説してきました。

このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「努めて参る」を使ってみてはいかがでしょうか。

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