この記事では、「十分に注意する所存です」の使い方に関して解説します。
「十分に注意する所存です」とは?
「十分に注意する所存です」とはどういう意味か、ひとつひとつの単語から見て行きましょう。
「十分」とは、100%という意味で、「物事が足りている状態」をあらわします。
「注意する」はその言葉通り「気をつける」、あるいは意訳すると「問題がないようにする」ということ、「所存です」は、「そのようにするつもり」という意思を表明する言葉です。
これらを繋げると、「100%を目指して気をつけるつもりです」となります。
枝葉を取り除くと「問題を起こさない」が真意ということになります。
したがって、この言葉が使われるのは問題を起こすと影響が大きい現場ということでしょう。
「十分に注意する所存です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「十分に注意する所存です」をビジネスで使用する場合に気をつけなければならないのは、やはり「十分に」のレベルに関してでしょう。
つまり、「十分」ということばは人によって解釈が違い、自分にとっては80%くらいのレベルであっても、100%を譲らない人もいるでしょう。
ただ、100%を保証できる人などいないので、そこを突っ込まれないようにするためには「十分」ではなく「できる限り」のような表現の方が良いでしょう。
「十分に注意する所存です」の正しい敬語表現
「十分に注意する所存です」は、すでに敬語表現をふくんでいるので、そのままでも問題ありませんが、さらに付け加える場合には、「十分に注意いたします」や「十分に注意いたす所存です」になります。
「十分に注意する所存です」を使った例文
・『この仕事は危険が伴うため、十分に注意する所存です』
・『このタスクは失敗時の影響が大きいので、十分に注意する所存です』
「十分に注意する所存です」の類語や言い替え
「十分に注意する所存です」の類語としては、「できる限り気をつけます」、「可能な限り注意いたします」などがあるでしょう。
まとめ
この記事では「十分に注意する所存です」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「十分に注意する所存です」を使ってみてはいかがでしょうか。
