ここでは「参加せざるを得ない」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「参加せざるを得ない」とは?
「参加せざるを得ない」は、その何かに参加しなくてはいけないという意味で使われます。
ただそういう解釈になるだけでなく、半ば強制的な参加を促されている時にも用いられる表現なので、「○○さんが発起人では、参加せざるを得ないだろう」などと使った時には、その人が主催するのであれば、嫌々でも参加しなくてはいけないといった意味の方で用いている場合もあります。
もちろん、その人を尊敬しているので参加しなくては、といった解釈もできるため、そのどちらで使っているかは用いた人次第になります。
「参加せざるを得ない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「参加せざるを得ない」は、先のような2つの解釈から参加しなくては、という意味で用いられています。
口語で使う時にはその口調などでどちらかすぐに分かる場合も多いですが、文章になるとその判断が難しいことがよくあるため、それを知りたい場合には詳しく使った人に訊ねてみるしかありません。
ですが、前述の「○○さんが発起人では〜」といった用い方で、その○○という人物がそのように使った人の恩師などという関係であれば、どちらかについては考えるに及ばず、すぐに分かるという具合です。
「参加せざるを得ない」を使った例文
・『そういった理由であれば、参加せざるを得ないと思っています』
・『○○さんから誘われては、何が何でも参加せざるを得ないです』
「参加せざるを得ない」の類語や言い替え
・『参加するしかない』
このように言い替えても意味は一緒で、使い方も同様です。
やはり、嫌々でも参加しなくてはいけないといった時にも用いることができますが、どちらかと言えばそちらではなく、その人に対して尊敬の念などをもっているので、自ら是非ともそうしたいという場合に向いている表現になります。
まとめ
「参加せざるを得ない」は、それに参加しなくてはいけないという意味で使われています。
是非ともそうしたいといった場合だけでなく、嫌々ながらもそうしなくては、と用いることも多いので、そのような使い方をしたい時には向いている表現だと言えるでしょう。
