「参加者及び」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「参加者及び」とは? ビジネス用語

イベントでも頻繁に使われる表現に、「参加者及び」があります。

これはある特定の人々に呼びかける際にも使われますが、どんな場面でどんなふうに使えるのかは、よく確かめておく必要がありそうです。

「参加者及び」とは?

物事に参加をする人々に加えて、別の事柄や人々についてをまとめて取り上げる時の言葉です。

「及び」は複数の事柄を並行して取り上げたり、付け加える意味があります。


「参加者及び」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

何かの物事には、必ず注意事項やルールなどが多々存在しているものです。

参加者のことはもちろん、その他の事柄や人々についても取り上げたりお知らせをするにあたり、「参加者及び」を用いることになります。

これは説明書の中に記載されたり、スピーチやアナウンスなどの音声で用いる事が可能です。

「及び」の後には、主催者、来場者など特定の人々を取り上げることが多くなります。

文書の中では「参加者及び◯◯の皆様へ」のように、タイトルに用いられることも頻繁です。

この際には何の参加者であるか明示したり、その参加者及び関係者の人に何をして欲しいのか、何を気をつけてほしいかを伝える必要があります。

また「参加者及び」は、別の言い方に変えて使うことも可能です。


「参加者及び」を使った例文

・『イベント参加者及び来場者の皆様が行う手続きについて』
・『今回の参加者及びスタッフの、使用ルールと注意事項についてご説明いたします』

「参加者及び」の類語や言い替え

「参加者並びに」の場合は、別の物事や人と並行して取り上げたり付け加える意味の「並びに」を用いた言い方となります。

「ご参加の皆様及び」は、その場にいる人々に対して敬意を込めて言う丁寧な表現です。

「出席者及び」は会合などに出ることを意味する「出席」を使った言い方となります。

「出場者及び」はその場所に出ることを表す「出場」を用いたもので、大会などの選手に対して使われがちです。

「選手及び」は明確にスポーツなどに出場する人に対して使われる表現となります。

また参加の部分は、場面によって「来場」「参列」などに置き換えることもできるでしょう。

まとめ

何かの情報を参加者に対してだけでなく、別の人々に伝える目的などで「参加者及び」を使うことができるのでした。

これに併せて注意事項やルールなどを説明することが適切です。

「参加者並びに」など別の言い方も存在するので、考えてみると良いでしょう。

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