この記事では「参考にしようと考えています」について解説をします。
「参考にしようと考えています」とは?意味
自分の考えを決める手がかりにしようと思っている、という意味です。
「参考」は、何かをするときに、他人の意見や他の資料などを比べあわせて、自分の考えを決める手がかりにすることをいいます。
「しよう」の「よう」は、話し手の決意・意志の意です。
「ています」は現在の状態を表します。
「参考にしようと考えています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄を参考にしようとしている話し手の考えを伝えるために用います。
「考えています」なので、ある事柄を参考にするかもしれないし、しないかもしれません。
参考にするとはっきりしているならば、「参考にします」「参考にいたします」といった言い方をします。
「考えています」では、それをするのか、しないのか曖昧です。
たとえば、このような場面で使用をします。
Aさんはパン製造の仕事をしています。
今、新商品を考えているところです。
何かよいアイデアがないかと、他のパン屋をいろいろと見て回りました。
いろいろ見てきたものは、新しい商品を作るときの参考になりそうです。
Aさんは、パン屋をいろいろ見てきたことを上司に報告しました。
その際に「これまで見てきた店の商品を参考にしようと考えています」といった使い方をします。
何を参考にするのかこの言葉だけではわからないので、参考にする事柄をこの前に述べます。
「参考にしようと考えています」を使った例文
・『過去の○○を参考にしようと考えています』
「参考にしようと考えています」の返答や返信
何を参考にするのか、どういった状況なのかによって、返す言葉が変わります。
何かをしようと前向きな態度でいるならば、応援する言葉をかけるとよいでしょう。
相手の前向きな気持ちを肯定するような言葉をかけます。
何かに迷っているようならば、助言を与えるとよいでしょう。
問題解決のヒントになるかもしれません。
もっと資料などが必要なときは、勉強をするようにすすめてみてください。
まとめ
この言葉は、ある事柄を何かをするときの手がかりにしようという話し手の考えを伝えるものです。
参考にするとはっきりしているのではなく、そうするかもしれないという意味合いです。