ここでは「取り組み」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「取り組み」とは?
「取り組み」は、何かに取り掛かること、またはその様子や内容の表現になります。
使い方によって少し解釈が変わり、例えば、「弊社の地球環境への取り組みは近年に始まったことではなく、創業より一貫して行っています」と用いた場合、その会社は創業以来、ずっと地球環境を考えてきた」と言っています。
「この取り組みは、これからも続けていくつもりです」のように使うと、その取り掛かっている内容をこれからも続けていくという解釈になり、行っている何か、またはこれからそうしようとしている内容を対象に用いられます。
「取り組み」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「取り組み」は、それについてどうこうといった使い方になります。
よって、「この取り組みは〜」や「この取り組みについて〜」と用いることが多く、個人的なものではなく、会社など団体として行っているもの、またはこれから行おうと考えている内容を対象に使われており、後者としては、「我が社もそろそろ地球環境への取り組みを考えるべきだ」のような用い方になります。
尚、全く違う解釈で、スポーツなどにおける対戦カードという意味にもなる表現で、「明日は○○対△△の取り組みがある」といったような使い方もできる表現です。
「取り組み」を使った例文
・『この団体としての取り組みは、今後も継続していく予定です』
・『次の準決勝の取り組みでは、優勝候補の○○が勝ち上がってくるだろう』
「取り組み」の類語や言い替え
・『試み』
この「試み」は、試しに行ってみること、その様子や内容という意味になる表現です。
つまり、その「取り組み」がこれから初めて行うことであれば、このように言い替えることができます。
「この試みは必ず成功させないといけない」といったような使い方をすることが多く、実験的な内容にも用いられています。
まとめ
「取り組み」は、団体として取り掛かっていること、またはこれからそうしようと考えている内容を指して使われます。
それについてどうこうと用いられる表現ですが、異なる解釈として、試合の対戦カードという使い方をすることもできます。