「させていただく」にまつわる表現に、悩むことがあります。
「受講させていただく」の正しい使い方と類語、言い替えのフレーズを調べていきましょう。
「受講させていただく」とは?
この場合の「受講」とは研修や講座を受けること、学びの機会を得ることをいいます。
また「させていただく」は相手の許可を取っていて、自分のメリットになることに使います。
おごそかに受け入れるというニュアンスもあり、最近のビジネス会話ではよく使われています。
そのため「受講させていただく」で「受けさせていただきます」と訳せます。
講義や講習を受ける時の、ワンフレーズといえるでしょう。
「受講させていただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
学び直しが叫ばれている現代。
個人的なスキルアップのため、社外の研修施設を訪れることもあるかもしれません。
そういった時に活用できるのが「受講させていただく」です。
例えば初めて訪れる研修施設でフロアがよく分からない時に、受付の方に尋ねる場面で使えます。
あるいは受講時に必要な筆記用具、身分証について聞く時も使いやすいです。
一方で「受講させていただく」は自分が教える立場の時は、使いにくい表現です。
あくまで研修を受ける時に取り入れていきましょう。
「受講させていただく」を使った例文
・『本日セミナーを受講させていただく者です。会議室はどちらですか』
・『こちらの講座を受講させていただくために、必要は書類はありますか』
「受講させていただく」の類語や言い替え
似ている表現に「受けさせていただく」があります。
「受講」を「受ける」に整えているので聞き取りやすい、シンプルな言い回しになっています。
「本日研修を受けさせていただく者ですが」と電話での問い合わせでも使いやすいです。
言い替えに「参加させていただく」や「申込させていただいた」が挙げられます。
まとめ
「受講させていただく」を解説しました。
色々な表現を知っていると、臨機応変な対応が取れるようになれます。
場にふさわしい敬語を知って、言葉のスキルを磨いていきましょう。