「可否」とは物事の良し悪しや賛成と反対を一緒に表す言葉です。
この記事では「可否」について解説をします。
「可否」とは?
「可否」とは物事の良し悪しや賛成と反対を一緒に表す言葉であり、仕事の場面から一般的な会話でも使われる言葉です。
「可否」の類義語には「賛否」や「是非」があり、これらはニュアンスが違います。
「賛否」は賛成と不賛成を表す言葉であり、これ以外の意味では使いません。
「是非」は正しいことと間違っていることを表す意味以外にも、きっとやなにとぞという副詞としてもよく使われています。
人に対して強い願望や依頼を表す時にも「是非」は使われており、こちらは仕事の場面でもよく使う言葉として有名です。
これらのことから物事に対して客観的な良し悪しを表す時には「可否」や「是非」を使い、主観的な賛成や反対などを表す時には「可否」や「賛否」を使います。
「賛否両論」は色々な場面で使う言葉ですが、「可否両論」や「是非両論」という言葉は基本的に使いません。
「可否」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「可否」は事柄や決議、仕事の内容が承認されるか否認されるかを判断する時や、物事の良し悪しを表す時に使います。
「可否」は仕事の場面で重要な決断や採決する時に使われることが多く、重要な会話やメールで使われています。
「可否」は可決と否決を合わせた言葉であり、これらを判断する時や採決する時にも使うことが可能です。
「可否」の類義語には「是非」があり、こちらは「是非を問う」という表現を使います。
「可否」を使った例文
・『この問題について可否を問うことになったので、元となった資料をまとめています』
・『その計画について可否の議論が起こっており、一度論点を整理するために明日会議が開かれることになりました』
「可否」の類語や言い替え
「可否」の類義語には「是非」がありますが、こちらはきっとや、なにとぞという強い依頼やお願いの際にも使うことが可能です。
「是非を問う」の場合は物事の良し悪しを問うという意味で使います。
まとめ
「可否」は物事の良し悪しや賛成と反対を表す言葉です。
「可否」は仕事の内容や決議などに対して良し悪しを判断する時や、賛否を問う時にも使います。
「可否」の類義語には「賛否」や「是非」があり、「是非」は強くお願いする時にも使われています。