この記事では「向かわなければいけなくなりました」について解説をします。
「向かわなければいけなくなりました」とは?意味
ある場所に行かなければならなくなった、という意味です。
「向か」は「向かう」のことで、ある方向を目指して動く、目的の方向へ進むという意味があります。
「いけなく」は、〜する必要があるという意味です。
「なりました」の「なり」は「なる」のことで、実現する、ある時期に至る、ある働きをするという意味を持っています。
「まし」は敬意を表す「ます」のことで、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表す語です。
「向かわなければいけなくなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、突然にある場所に行く必要がでたときに用います。
たとえば、AさんとBさんが話し合いをすることになっていたとします。
話し合いをいつ行いましょうと、AさんとBさんの間で決めていました。
ところが、突然Aさんは出張に行く必要がでました。
それはちょうど、AさんとBさんが話し合いをする日でした。
出張はこの日でないとだめで、他の日に変えることはできません。
しかし、話し合いは他の日に変えることができます。
そこで、AさんはBさんに事情を伝えて話し合いを別の日にしてもらうことにしました。
その事情を説明するときにこの言葉を使用します。
ある場所に行く必要がでたため、予定を変更しなければならなくなったときは、相手に気遣いを示すようにしましょう。
変更をしなければならず、相手に迷惑をかけます。
迷惑を受ける相手の気持ちを考えて、「申し訳ありませんが」など一言添えて気遣いを示すのです。
「向かわなければいけなくなりました」を使った例文
・『大変申し訳ないのですが、○○に向かわなければいけなくなりました』
「向かわなければいけなくなりました」の返答や返信例
どこかに行く必要がでて、何かができなくなっているはずです。
たとえば、相手が出張に行く必要がでて、予定していた会合に参加できなくなったとします。
その場合は、別の日に会合を開くことにするか、その人抜きで会合を行うかします。
どうしてもどこかへ行く必要があり、このように伝えています。
そのため、「ある場所に行かないように」とお願いすることはありません。
相手の行動を変えてもらうのではなく、こちらが行動を変えることになるでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手や話し手側の人がどこかへ行く必要がでたときに用います。
どこかへ行く必要がでたため予定を変更しなければならないときは、関係する人たちに伝えておきましょう。
関係する人たちに迷惑をかける可能性もあるので、気遣いを示しながら伝えることが望ましいです。