「君も大概だね」とは?
仕事の上での会話やメール文におけるこの語句の使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「君も大概だね」とは?
このフレーズの「大概」とは「たいがい」と読み、このフレーズ以外にも「大概にしろ」「大概やで」といった使い方がされています。
「大概」の「概」の字は「概算」「概略」という言葉に使われているように、「おおむね」「あらまし」といった意味があります。
そのため、「大概」にも同じような意味合いがあります。
それ以外にも「ありふれている」「甚だしい」「いいかげん」「たぶん」や常識の範囲内であることを示す場合もあります。
この中で、このフレーズでの「大概」の意味は「いいかげん」や「大雑把」といった意味合いになります。
このフレーズは多くの場合、いい意味では使われておらず、むしろ相手のことを良く思っておらず、相手を皮肉った悪い意味に受け取った方が正解でしょう。
「君も大概だね」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点
このフレーズを使う時は、相手の言動がありふれていて特別ではない、凡人のようである、たいしたことはないと皮肉っていることを意味します。
つまり、相手の言っていることには価値や意味がないという印象を与えるフレーズです。
「君も大概だね」を使った例文
・『君も大概だなあ、もう少し構想を練ってきなさい』
・『君も大概だね、無計画でこんなに仕事を一人で抱え込むなんて』
・『私も仕事でミスはするが、君も大概だね。しっかりしてくれないと困るよ』
「君も大概だね」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
同じ意味合いの言い換えとしては「君もいい加減だね」があります。
さまざまな意味を持つ「大概」の中の「いい加減」という意味で使ったフレーズです。
また、「君も大雑把だね」とも言えます。
まとめ
「大概」には多くの意味がありますが、「君も大概だね」というフレーズは相手のことを皮肉り、見下した言葉なので使用は控えるのが無難でしょう。
もし、相手から使われたり、あるいは相手に対して使った場合は、相手のことを見下していると考えて間違いありませんので注意しましょう。
