正しい用語を知っておくと、知識がさらに上がります。
「含めたいのです」の使い方を見ていきましょう。
「含めたいのです」とは?
この場合の「含む」は取り入れることを指しています。
「〜したいのです」は個人的な願望をあらわします。
組み入れたいこと、加えたいことを表現しています。
「含めたいのです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
言いたい内容は伝わっても、取引先の方には控えておきたいのが「含めたいのです」という言い方です。
「〜たいのです」は「です」でまとめてあるものの、どことなく舌足らずな物言いになっています。
例えば「〜に含めたいのですが」と語尾に「が」を補う、そして新しく言葉を加えて「こちらの内容に付け加えたいと考えております」や「こちらのグループに加えることを検討しています」とすると適切な表現に。
ビジネスマンらしい表現になっているので、落ちついた話し合いができるでしょう。
大人っぽい仕様に変化させながら、言葉の武器を自在に使い分けていきましょう。
「含めたいのです」を使った例文
・『秋の新メニューに含めたいのですが、いかが思われますか』
・『Aグループに加えることを検討しております』
「含めたいのです」の類語や言い替え
同じような言い方に「加えたいのですが」や「導入したいのですが」も挙げられます。
「新たな機能を付け加えたいのですが」や「こちらの仕様を導入したいのですが」と今後のビジネスについて相談する際に使えます。
このほか言い替えの表現として「導入を検討しております」や「加える方向で進めております」が挙げられます。
「導入」は新しい制度や仕組みを採用することをいいます。
「時代にあうように、こちらのシステムの導入を検討しております」と表現できます。
かっちりしたビジネス表現になっているので、脳内にインプットしておきましょう。
まとめ
「含めたいのです」の正しい使い方を見てきました。
何気なく使用している敬語は、ひとつ間違えると信用を格下げすることも。
得する話し方を心得て、仕事力を強化させていきましょう。