ここでは「周知させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「周知させていただきます」とは?
「周知させていただきます」は、何かの内容を知らせたいという時に用いられます。
「詳しいことが分かりましたので、早速周知させていただきます」のような使い方になり、この場合、何かの詳しい内容を早速知らせたいと言っています。
この後にその内容を続けることになりますが、誰かにそれを行うと用いることもでき、その時には「社内に周知させていただきます」のような、どこかにという使い方になります。
どちらの使い方でも、相手が多人数になる場合に用いる表現で、ビジネスシーンでは部署内の全員にこのように使って何かを知らせるといったように使う例がよく見られます。
「周知させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「周知させていただきます」は、とても丁寧にこれからそれを行う、誰かに行うと伝えるために用います。
よって、文章で使われることが多いですが、口語でもそのまま使われている表現です。
少し崩した「周知いたします」でも同じようにどちらでも用いられており、そちらを使っておけば特に問題になることはありません。
更に崩すと「周知します」となりますが、その使い方だと他社に使うには崩し過ぎの懸念があるため、あまりおすすめできません。
また、この「周知」という言葉は、それをしておくようにといったように使うこともできるので、そちらでは「○○さんのグループにこのように周知していただけますか」などと用いられています。
「周知させていただきます」を使った例文
・『来週の予定について、周知させていただきます』
・『変更があった件は早速部署内に周知させていただきます』
「周知させていただきます」の類語や言い替え
・『連絡させていただきます』
この「連絡」とした表現は、「周知させていただきます」をこの後にその内容を続けるという方の使い方の言い替えになります。
上の例文では最初の方がそれに該当し、その次のような多人数になる誰かに何かを知らせるといった使い方になる場合には向いていません。
まとめ
「周知させていただきます」は、これから何かの内容を知らせる、または誰かにそのようにするといった使い方になる表現です。
どちらの場合も、多人数を相手にそれを行う場合に用いられています。
