「ご尽力いただきましたのに」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご尽力いただきましたのに」とは?
「ご尽力いただきましたのに」とは、「ご協力をいただいたにも関わらず」または「お力添えをいただきました甲斐もなく」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネスにおいて取引相手や得意先などから自社の利益につながるような対応をしてもらったり、業務上で尽力をしてもらったものの先方の期待に応えることができなかった場合などに用いられている言い回しで、「お役に立てずに恐れ入ります」などというニュアンスで使用されています。
「ご尽力いただきましたのに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご尽力いただきましたのに」とは、「お力をお貸しいただきましたが」または「共に取り組んでまいりましたものの」などという意味合いで使われている言い回しです。
業務を進めていく上で取引先や得意先、または自分の会社の上司や取締役などから協力してもらった末に、思うような結果を出すことができなかったり、思っていたような成果をあげることができなかった場合などに用いられている文言で、予期していた状況と反するような事態を招いてしまった際などに使用されている言い回しです。
「ご尽力いただきましたのに」を使った例文
・『弊社が計画しているプロジェクトにご尽力いただきましたのに、ご期待に応えることができずに申し訳ございません』
・『弊社の新店オープンに際しましてご尽力いただきましたのに、開店予定日を延期させていただくこととなってしまいました』
「ご尽力いただきましたのに」の類語や言い替え
・『ご協力をいただきましたものの』
・『お力添えをいただいた結果としまして』
・『ご一緒に取り組んでいただきましたが』
まとめ
「ご尽力いただきましたのに」とは、ビジネスシーンにおいて「最大限サポートしていただいたにもかかわらず」などという意味合いで用いられている言い回しです。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じてそつなく使いこなすようにしましょう。
