「問題ありませんでしょうか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「問題ありませんでしょうか」とは?
「問題ありませんでしょうか」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「障害や欠陥などはございませんでしょうか」もしくは「不備や欠点などがあればご教示いただけますようお願いいたします」などという意味合いで使われている表現です。
長期におよぶ取引や数多くの関係者などが係わる大きな事業などを進めていく上では、それぞれの持ち場を代表する担当者や責任者などが話しを取りまとめていきますが、それらの渦中で先方に対して不具合や弱点などについて確認したい場合などに使用されています。
「問題ありませんでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「問題ありませんでしょうか」とは、「現況におきましてのご状況はいかがでしょうか」または「進行中に予定外の事象などは発生しておりませんでしょうか」などという意味合いで用いられている言い回しです。
ビジネス上では毎日のように関係者や代表者などと協力し合いながら仕事を進めていきますが、それらのコミュニケーションの場において相手に問題点や進捗状況などについて聞いておきたい場合などに用いられている文言です。
「問題ありませんでしょうか」を使った例文
・『弊社経理部におきまして昨年末に2名ほど退職者が出ておりますが、その後の職務に問題ありませんでしょうか』
・『御社を新しく担当させていただいております営業部員は実務経験が若干乏しいと存じますが、その後問題ありませんでしょうか』
「問題ありませんでしょうか」の類語や言い替え
・『障害などは生じておりませんでしょうか』
・『不備や不具合などがある場合には速やかにお申し出いただければと存じます』
・『進み具合に異変などはございませんでしょうか』
まとめ
「問題ありませんでしょうか」とは、ビジネスの場において「欠陥や弱点などがあれば教えていただけますようお願いいたします」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。
