身近なところで嬉しい状況が起きた時、「喜ばしいことです」と表現することがあります。
和やかなムードを演出する言葉ですが、その使い方などを確認して行くことにしましょう。
「喜ばしいことです」とは?
何かの好ましい出来事が起こったために、嬉しくて心が満足する気持ちが沸き上がっていることを、敬意を込めて伝える表現です。
「喜ばしいことです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仲の良い先輩がプロジェクトで成功を収めたり、上司に第一子が誕生したりと、自分にとっても嬉しい状況があります。
そのような状況について、「喜ばしいことです」と言い表すのが良いです。
これにより敬意を込めて嬉しい気持ちを伝え、和やかな空気を作り、嬉しさを分かち合うこともできるでしょう。
その場合には「私にとっても」など誰にとって喜ばしい出来事かを示すことができます。
また「先輩が成功できたことは」など具体的に喜ばしい理由も併せるのが良いです。
これは敬語の形ではありますが、状況に応じてさらに丁重な形に言い替えた方が良いこともあります。
「喜ばしいことです」を使った例文
・『今回の◯◯さんの成功は、弊社にとって非常に喜ばしいことです』
・『仕事のやる気が得られたことは、私にとってもとても喜ばしいことです』
「喜ばしいことです」の類語や言い替え
「喜ばしいことと存じます」は、良いことがあって嬉しいと思うことについて、謙譲語の「存じる」を用いて敬意を込めて表現しています。
「おめでたいことです」は、祝うべき、喜びに満ちた状況であるとの意味です。
「嬉しく思います」は、良いことが起きて心が満ち足りている思いを表しています。
「祝福すべきことです」は、良いことがあったので、幸福を祝うのは当然であるとの意味です。
「祝うべきことです」は、めでたくて喜ぶのが当然なことを表します。
「記念すべきことです」は、良い思い出として残して当然な状況を伝える表現です。
まとめ
好ましい状況があって自分も嬉しいとの気持ちが湧いた時、「喜ばしいことです」を使って行くことが適切です。
相手との良い関係を築くことにも役立つでしょう。
身近で嬉しいことがあった時には、自然と言えるように心がけてみてください。
