挨拶文を記したい時に、どのような表現を使用すればいいか迷うことがあります。
「大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」を見ていきましょう。
「大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」とは?
この場合の「大変な時期」とは世界情勢や原油の高騰など、やむを得ない状況をいいます。
また「今後とも」はこれからも変わらないことを指します。
「ご愛顧のほどお願い申し上げます」はご贔屓にしてくれている、大切な取引先やお客様を敬う言い方です。
「大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ひとつの業務が終わった時の、挨拶文として使える言い回しです。
「大変な時期が続いておりますが」は「色々な出来事が起こって、お互い大変でしたね」というニュアンスを含んでいます。
一筋縄ではいかない状況であった時、いくつかのトラブルがあったものの何とか成功に辿りついた時に用いていきましょう。
一方で特段何も起こらなかったのに「大変な時期が続いておりますが」を用いると、不自然な文に見えます。
心象を悪くする言い回しは避ける方が、終わり良くまとまることもあるので、空気を読みながら適した言葉に直していきましょう。
清々しい雰囲気の表現を知って、敬語力を上げてみてください。
「大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」を使った例文
・『大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます』
・『様々なことが起こった本年ですが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます』
「大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」の類語や言い替え
似ている言い方に「様々なことが起こった本年ですが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」があります。
「大変な時期」を「様々なことが起こった本年」に直しているので、ぼかした表現になっています。
今年1年の締めくくりに適しているので、年末の仕事終わりの挨拶文に使っていきましょう。
また言い替えの表現に「今後とも変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます」があります。
まとめ
「大変な時期が続いておりますが、今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」をお伝えしました。
適切な敬語を学んで、明日の仕事に生かしていきましょう。