この記事では「大変失礼とは存じますが」について解説をします。
「大変失礼とは存じますが」とは?意味
非常に失礼だとは思うけれど、という意味です。
「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。
「失礼」は他人とかかわるときに心がけていなければならないことを、心がけていないこと、礼儀に欠けることをいいます。
「存じ」は「思う」「考える」の意の謙譲語です。
「ます」は敬意を表します。
「大変失礼とは存じますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、非常に失礼だと思う事柄を話し手側がするときに用います。
非常に失礼なことだと思うなら、それをやらない方がよいでしょう。
失礼な事柄を受けた側に不快な思いをさせてしまいます。
しかし、どうしてもそれをやらなければならないときがあります。
たとえば、年齢確認が必要なときです。
年齢を尋ねるのは失礼になることがあります。
しかし、手続きのためなどで年齢確認が必要なときがあり、こういったときは失礼だとは思っても、その行為をしなければなりません。
そういったときに、この言葉を伝えます。
一言あるだけで「失礼だ」という相手の気持ちが少し軽くなります。
このような一言がないと聞き手を怒らせてしまうことがあるので、気をつけましょう。
こういった一言があっても、聞き手を不快にさせたり、怒らせてしまったりすることはあります。
そのようなときには謝罪をしてください。
「大変失礼とは存じますが」を使った例文
・『大変失礼とは存じますがおいくつですか』
「大変失礼とは存じますが」の返答や返信
何かを尋ねられたならば、その質問に答えます。
たとえば、年齢を尋ねられたならば、いくつなのかを答えてください。
知られたくないからと嘘の年齢を伝えてはいけません。
年齢によってある事柄ができる・できないが決まったりするので、本当のことを伝える必要があります。
ある行為をしてくださいという場合は、それができるのか、できないのかを答えます。
お断りをするときは「申し訳ない」という気持ちを伝えると、角が立ちにくいです。
まとめ
この言葉は、非常に失礼だと思う事柄をするときに用いるものです。
このような一言で相手を不快にさせにくくなります。