「失念しておりまして申し訳ございません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「失念しておりまして申し訳ございません」とは?
「失念しておりまして申し訳ございません」とは、自分がうっかり忘れてしまっていたことを謝罪したいときに使用できる言葉です。
「失念」は「しつねん」と読み、「忘れる」の謙譲語です。
謝罪の「申し訳ございません」と組み合わせて「忘れてしまっていて申し訳ない」という意味になります。
丁寧な表現ですので、自分より目上の人や敬意を払うべき相手に対しても使用することができます。
「失念しておりまして申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「失念しておりまして申し訳ございません」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、とある調査の報告書をうっかり忘れ、上司から督促の連絡が来たとします。
その際、「この度の報告書について失念しておりまして申し訳ございません。
至急作製の上報告させていただきます」のように謝罪すると丁寧で謙虚な印象になります。
「失念しておりまして申し訳ございません」を使った例文
・『不覚にも失念しておりまして申し訳ございません。早急に対応させていたします』
・『納期についての確認を失念しておりまして申し訳ございません。こちらとしては来週中にお願いしたく存じます』
「失念しておりまして申し訳ございません」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「忘れておりまして申し訳ございません」や「忘却しておりまして申し訳ございません」、「亡失しておりまして申し訳ございません」などに言いかえできます。
「失念」の前に「迂闊にも」や「不注意にも」、「申し訳なくも」などを付け加えても良いでしょう。
まとめ
このように「失念しておりまして申し訳ございません」は、自分がうっかり忘れてしまっていたことを謝罪したいときに使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
