安心にまつわる表現は、いくつかあります。
「安心すると思います」の正しい使い方を見ていきましょう。
「安心すると思います」とは?
この場合の「安心する」とは、こちらの働きかけによって相手に良い影響を与えることをいいます。
気が休まる、ほっとするという意味があります。
「思います」は自分の考えを伝える時の表現です。
「ほっとすると思います」このような解釈ができます。
「安心すると思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
近隣で火事や事件が起こったなど、思いがけないことが起きる場合もあるものです。
家族に無事を伝える連絡をしようか迷っているお客様やスタッフがいた時に「ぜひ連絡してあげてください」と伝えたい時の表現が「安心すると思います」にあたります。
迷っている方の背中を押してあげるひと言になるので、柔らかい口調で用いていくといいでしょう。
一方で「安心すると思います」は使うシーンによっては、余計なお世話に聞こえてしまうことも。
本当に使わなければいけない場に、限定して用いるといいでしょう。
「安心すると思います」を使った例文
・『お電話1本でも、ご家族も安心すると思います』
・『ひと言お話すれば、お子様も安心すると思います』
「安心すると思います」の類語や言い替え
似ている表現に「安心しました」があります。
「安心すると思います」は「第三者の気が休まること」を述べた言い方です。
一方で「安心しました」は自分が胸を撫でおろした時に用いていきます。
「安堵いたしました」と大人っぽい表現も使えるので、覚えておくといいでしょう。
このほか言い替えの表現に「ご家族も安心だと思いますので」や「ご家族の緊張も緩むと思いますので」があります。
「ご家族」を別の方の名前にかえると、色々な使い方ができます。
覚えておきましょう。
まとめ
「安心すると思います」を解説しました。
正しい意味を知って、敬語の上級者を目指しましょう。