ここでは「完了いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「完了いたしました」とは?
「完了いたしました」は、何かがきちんと終わったという意味になります。
「先ほどの仕事ですが、完了いたしました」などと使われますが、些か仰々しくなってしまうため、対象にする内容や相手を選んで用いる表現になります。
先のように仕事の終わりをそれにする場合にも、社内で使われるより、他社を相手に「先ほど完了いたしましたので、早速メールに添付してお送りいたします」のように用いられることが多く、とても丁寧にそれがきちんと終わった旨を伝えるために使われます。
「完了いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「完了いたしました」は、口語、文章のどちらで使っても問題のない表現です。
とても丁寧な言い回しになりますが、文章でなくとも使うことができるため、直接上司などの目上の人を相手に、何かの仕事が終わったと用いる例もまま見られます。
ただし、前述のように、仰々しい表現になるきらいがあるため、上司であれば「終わりました」と伝える方が自然です。
ただし、相当の内容な時にはその限りではなく、大事な集計作業が終わった時に、「只今集計が完了しました」と使う分には適した用い方だと言っていいでしょう。
「完了いたしました」を使った例文
・『先日ご依頼いただきましたご依頼が完了いたしましたので、その結果をメールでお送りいたいます』
・『見積り二通の作成が完了いたしましたので、共に社印の押印をお願いします』
「完了いたしました」の類語や言い替え
・『終了いたしました』
この「終了」としても、何かが終わったという意味になりますが、期間が決まっていた催しものなどが終わったといったような使い方に向いており、仕事が終わったと用いるにはあまり適していません。
そちらで使うとすれば、計算をする内容が主な対象になるため、「集計が終了いたしました」のような用い方において、言い替えに使われることがあります。
まとめ
「完了いたしました」は、何かがきちんと終わった旨を伝えるための用いられます。
少し仰々しくなる表現のため、その内容や相手を選んで使うことになりますが、とても丁寧にそのようにできたと用いることができます。
