出来上がりについて言い表す時に、「完成したとのこと」を使う場合があります。
建設や製造にも関わる表現ですが、間違わない使い方や言い換えについて確かめて行きましょう。
「完成したとのこと」とは?
作成中だったものが仕上がったことを人から聞いて、それを別の相手に伝える時の表現です。
「出来上がったそうだ」の意味があります。
「完成したとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
建築を進めているビルや、作り途中の作品は、いずれ完成の時を迎えます。
人から出来上がったことを伝えられ、別の人に伝える時に「完成したとのこと」が使われるでしょう。
これは目上の相手に対して相応しい言い方です。
一体何が完成したかについても、併せて述べる必要があります。
これを述べる際には「いよいよ」「ついに」などの副詞を前置きすることも適切です。
またこの言葉の後に、完成したしたからどう考えているかについても付け加えた方が良い場合があります。
「完成したとのこと」を使った例文
・『駅前で建設していた再開発ビルが、ついに完成したとのことです』
・『いよいよ作品が完成したとのことで、大変喜ばしく思います』
「完成したとのこと」の類語や言い替え
「出来上がったとのこと」は、物事の完成を言い表す「出来上がる」を用いて同じ意味となる言い方です。
「仕上がったとのこと」は、物事が完成することを表す「仕上がる」を使った形となります。
「完成したとのお話」は、伝えられた内容を意味する「お話」を使った表現です。
「完成に至ったとのこと」は、ある状態に行き着く意味の「至る」を使った相応しい言い方になります。
まとめ
何かが出来たことを他者から聞いた上で、それを別の人に伝える時に「完成したとのこと」を使うのでした。
これを言う場合は何が完成したかを明らかとしたり、どう思うかを併せることも適切です。
言い換える場合は「出来上がった」「至った」などを用いた形にするのが良いでしょう。