ここでは「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」とは?
「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」は、その相手から自宅に持ち帰れる何かをもらった時のお礼に用いられます。
「賞味」としているので、食べ物をもらった場合に限られる表現で、その喜びを伝えていることになります。
「いただいております」と使っているため、既にもういくつかは食べたという意味になるので、この後にはその感想などを続けるのが通例で、「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております。
思ったより甘さがなく、とても好みの味でした」などという文章にして使われています。
口語で使うには仰々しい表現のため、文章でそのようなお礼を伝える時に用いるものです。
「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」は、先のように、食べられるものをもらった相手に対して、それを喜んでいただいていますと伝えるために用います。
使えるシチュエーションが限定されているため、あまり見掛けることはないかも知れませんが、もらったことに対するお礼と、その感想を一度に述べることができる便利な表現です。
ただし、注意点として、「家族一同」と用いていることから、一人暮らしや夫婦だけの二人家族の場合には向いていません。
少なくとも自分以外に二人は家族が居ることが望ましく、夫婦だけの時には「妻も大喜びで、さっそく賞味させていただいております」などと言い替えるといいでしょう。
「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」を使った例文
・『結構なものをいただきまして、ありがとうございました。家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております』
・『この度はわざわざありがとうございました。家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております』
「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」の類語や言い替え
・『家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただきます』
語尾を「いただきます」と変えており、このように使うとこれからそれをいただくという意味になります。
よって、まだ食べていない状態で用いることになるので、その感想と一緒にすることはなく、まずもらったことに対するお礼だけを伝えたい場合に向いています。
まとめ
「家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただいております」は、食べられるものをもらった時に、それを食べた感想と共に用いられる表現です。
後者の部分はなくても構いませんが、食べたと伝えているため、それを一緒に伝えるのが一般的な使い方になります。