「導入の件」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「導入の件」とは? ビジネス用語

ここでは「導入の件」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「導入の件」とは?

「導入の件」は、何かの設備やシステムなどを採用する、取り入れることについて、という解釈になります。

「○○の導入の件で少し相談があります」といったように使われる言葉で、○○を採用する、取り入れるにあたって少し相談がしたいと伝えている使い方になります。

「導入」と表現できる対象でれば使うことができる言葉なので、ビジネスシーンでは色々な場面で使われています。

それ以外にも、個人的に何かの設備を取り入れようとしているような時にも使うことができ、「オール電化設備の導入の件で、見積りを出してもらった」のような用い方もまま見られます。

口語、文章のどちらでも使われており、基本的にそれについての相談や困りごとなどをこの後に続けて使うことになりますが、「○○の導入の件は進んでいますか」などと訊ねるような使い方もできるので、意外と使える機会の多い表現です。


「導入の件」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「導入の件」は、「○○システムの導入の件」のように体言止めにして文章のタイトルに使われることも多いです。

それについて記載したメールのタイトルに用いられることも多いですが、他社の人間に使う時にはそれだけで止めずに「導入の件です」と少し丁寧にするといいでしょう。

この「~の件」「~な件」という使い方は一般でもよく見られ、特にネット上ではあまりいい使い方はされていないことが多いため、メールのタイトルを「○○の導入の件」としてしまうと、その類いかと思われてしまい、場合によってはそれだけで削除されてしまうようなことがあるかも知れないので注意してください。


「導入の件」を使った例文

・『新しいPCの導入の件で、設定について聞かせていただきたいのですが』
・『あのソフトの導入の件ですが、もらった見積りを見ると少し高い気がします』

「導入の件」の類語や言い替え

・『導入にあたり』
導入することについて、という解釈になるため、「導入の件」と同様に使うことができます。

「○○システムの導入にあたり少し質問があります」とすると、「~の導入の件で少し質問があります」と言っているのと同じことになり、これという違いはない使い方になります。

まとめ

「導入の件」は、何かの設備やシステムなどの採用や購入などに際してといった意味になる言葉です。

それについて何か疑問や質問がある、それがどうなっているのかなどという使い方になるので、ビジネスだけでなく、プライベートなシーンでも見聞きすることがあります。

タイトルとURLをコピーしました