ここでは「差し支えありませんでしたら」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「差し支えありませんでしたら」とは?
「差し支えありませんでしたら」は、特に問題や不都合が無いようであれば、という意味になります。
「差し支えありませんでしたら、お名前をお願いいたします」といったような使い方になり、これという問題が無ければ名前を教えて欲しいと言っています。
このような使い方は電話を掛けてきた相手に対して用いられることが多く、その相手に名前を伝えてもらいたいと考えて使うことになります。
使われた方としては、それに問題があれば答える必要はなく、この手の用い方になると考えていいでしょう。
「差し支えありませんでしたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「差し支えありませんでしたら」は、先のように問題が無ければ、という使い方になります。
「差し支えありませんでしたら、こちらもお願いしてよろしいでしょうか」などと、何かについでにこれもお願いできないかといった用い方をすることもでき、この場合に言い替えるとすれば「お時間がありましたら」や「お手隙でしたら」のような使い方になります。
ビジネスシーンでは、前述の電話の際に、相手から名乗らなかった時にそれを聞くために用いられることが多く、相手に気分を害すことなく自然にそれができる表現です。
「差し支えありませんでしたら」を使った例文
・『差し支えありませんでしたら、こちらにお名前とご住所のご記入をお願いできますか』
・『差し支えありませんでしたら、この後少しお付き合いいただいてもよろしいでしょうか』
「差し支えありませんでしたら」の類語や言い替え
・『恐れ入りますが』
「差し支えありませんでしたら」を電話で相手の名前を訊ねるために用いる場合には、こちらに言い替えることが多いです。
この表現だと、後に「お名前を〜」としなくとも、これだけでその意味で使うことができるので、日常のビジネスシーンに欠かせない表現だと言ってもいいでしょう。
まとめ
「差し支えありませんでしたら」は、特に何も問題が無ければ、という使い方になる表現です。
時間があれば、と用いる時の言い替えにすることも多く、相手を問わず、このように用いて失礼になることはありません。
