「平素は格別なご高配を賜り」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「平素は格別なご高配を賜り」とは?
「平素は格別なご高配を賜り」とは、常日頃お世話になっている人へ深い敬意を表す文章語です。
「平素」は「いつも」、「格別なご高配」とは「特別に配慮してもらう」、「賜る」は「くださる」と言った意味であり、メールや手紙の冒頭で日頃の感謝を伝えるために使われるフレーズです。
「平素は格別なご高配を賜り」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「平素は格別なご高配を賜り」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが顧客に新規サービスの提供を伝える営業メールを出すとします。
その際、冒頭に「平素は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます」と置いてから本題に入ると丁寧な印象になります。
ただし、「平素」は「いつも」と言う意味ですので、初めて連絡をする場合には使用できませんので注意が必要です。
「平素は格別なご高配を賜り」を使った例文
・『平素は格別なご高配を賜り誠にありがとうございます。今後もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます』
・『平素は格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。その後皆さまにはお変わりありませんでしょうか』
「平素は格別なご高配を賜り」の類語や敬語での言いかえ
「平素は格別なご厚情を賜り」や「平素より身に余るご高配を賜り」などに言いかえできます。
またもう少しくだけた言い方にしたいときは「いつもお引き立ていただき」「日頃よりご愛顧いただき」なども使用できますので、相手との関係により使い分けましょう。
まとめ
このように「平素は格別なご高配を賜り」は、日ごろの感謝を表す言葉でメールや手紙の冒頭で使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
