ビジネスではスケジュールの変更はよくあることです。
今回扱う「延びることとなりました」というフレーズもそれに関わるものであり、これより解説いたします。
「延びることとなりました」とは?
「延びる」は時間的な意味で「長くなる」や「(予定が)遅れる」という意味があります。
一方で、「こととなりました」は「ことになりました」と同じ意味です。
よって、「延びることとなりました」は、「長くなることになりました」や「遅れることになりました」という報告の意図で用いられるフレーズだとわかります。
「延びることとなりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでは、何らかの理由で会合や催し物の終了時間が延びた場合か、開始時間や開始時期が遅れる場合に、説明や報告のためにこのフレーズが使用されます。
終了時間が延びる場合には、「会議の議論が活発なため、予定終了時間が延びることとなりました」のような形で使用します。
一方、開始時間や時期が遅れる場合には、「人員不足の関係で、決算セールの開始日が予定より延びることとなりました」のように使われます。
「延びることとなりました」を使った例文
それでは、上記以外に考えられる使用例を挙げてみましょう。
・『不本意ながら、準備不足により営業開始時期が延びることとなりました』
・『進行が遅れている関係で、予定終了時刻が延びることとなりました』
「延びることとなりました」の言い替え
時間的に「遅れる」か「延長される」ことを意味する表現が言い替えとなります。
・「先送りされました」
開始時期が遅れる場合に用いる表現「先送り」での言い替えです。
・「長引いております」
予定時間が過ぎていることを、「長引く」で表現します。
・「延期されました」
こちらも開始時期が遅れる場合に用います。
まとめ
「延びることとなりました」とは、会合や催事などにおいて、開始時期や時間または終了時期や時間が遅れることを意味しています。
