この記事では「弊社で新たな対策を検討しつつ」について解説をします。
「弊社で新たな対策を検討しつつ」とは?意味
私の会社で新しい対策を考えながら、という意味です。
「弊社」は、自分が属する会社をへりくだっていう語です。
「新たな」は、そのものがはじめて現れるさまを表します。
それ以前のものを踏まえて、それとは違うさまいいます。
「対策」は、そのときの状況に対応するための方法や手段という意味です。
「検討」には、いろいろな面からよく調べて、よいか悪いかを考えることという意味があります。
「つつ」は、2つ以上の動作や作用が同時に行われることを表します。
「弊社で新たな対策を検討しつつ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が属する会社で新しい対策を考えて、そして何かを同時に行う場面で用います。
「しつつ」という言葉を使用しているので、新しい対策を考えるだけでなく、他に何かを行います。
新しい対策を考えるだけであれば、「対策を検討いたします」という言い方になります。
たとえば、話し手が属する会社で問題が起こったとします。
この問題に対処するために、これまでとは違った方法を何か考えなければなりません。
それと同時に、この問題が起こった原因をはっきりさせる必要もあります。
この例の場合だと、新しい対策を考えることと、原因をはっきりさせることの2つを同時に行うことになります。
こういった2つのことを同時に行うときに「つつ」を使います。
「検討」は、よく調べて、よいか悪いかを考えることをいいます。
「どういった対策をしようか」とあれこれ思いめぐらすことをいうなら、「考える」という言葉を使うとよいでしょう。
「弊社で新たな対策を検討しつつ」を使った例文
・『弊社で新たな対策を検討しつつ、原因を調べております』
「弊社で新たな対策を検討しつつ」の返答や返信例
どのような場面なのかによって、返す言葉が変わります。
相手の会社が問題を起こし、それによってこちらが不利益を受けているなら、謝罪の言葉もあるはずです。
謝罪を受けたならば、許せるのか、許せないのかを伝えます。
そして、不利益を受けたことに対して、どのような補償をしてくれるのかを確認しましょう。
新たな対策について伝えたいことがあるなら、考えていることを伝えてみてください。
相手が新たな対策を考えるときに役立つかもしれません。
まとめ
この言葉は、話し手側で新しい対策を考えながら、何かをするという意味です。
「つつ」は2つのことを同時に行うさまを表します。
検討をするだけであれば、「つつ」は使わないようにしましょう。