この記事では「当日のご参加を心よりお待ちしております」について解説をします。
「当日のご参加を心よりお待ちしております」とは?意味
ある事柄のあるその日の参加を期待している気持ちを伝える言葉です。
「当日」は、そのことがあった日、その日、そのことがある日という意味です。
この場合は、未来のある日を指しています。
「ご参加」は「参加」を敬意を表す言い方にしています。
他人の行為を表す言葉に「ご」をつけることで、その人へ尊敬の意を示す表現になります。
「心より」は心の底からという意味です。
「お待ちし」は待つことを相手を敬う表現にしています。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「する」を続けた形で、謙譲の意になっています。
「ております」は「ている」の丁寧な表現です。
「当日のご参加を心よりお待ちしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、未来のある日に何かがあり、その日に聞き手に参加をしてもらいたいときに用いるものです。
「お待ちしております」は、「来て欲しい」という話し手の期待を伝える表現です。
このような形で「こうして欲しい」ということを伝えています。
直接的に「参加をしてください」と述べるのではなく、このようにやや遠回しな言い方をすると、強制している印象を与えずに済みます。
何かを強制されるのは嫌なものです。
強制をすることで反発されることもあります。
こういったやや遠回しな伝え方だと、無理に何かをやらせようとしている印象を与えず、相手を不快にさせにくくなります。
「当日のご参加を心よりお待ちしております」を使った例文
・『お忙しいとは思いますが、当日のご参加を心よりお待ちしております』
「当日のご参加を心よりお待ちしております」の返答や返信
参加ができるようならば、「参加いたします」と伝えるとよいでしょう。
参加は強制ではないので、無理ならば参加はしなくてもよいです。
その場合「返事をください」と伝えられていないなら、不参加を伝えない場合があります。
不参加を伝えるなら、「申し訳ない」という意も一緒に伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄のあるその日の参加を期待しているときに用いるものです。
「こうしてください」と直接伝えているのではなく、強制している印象を与えない表現です。
