どうしても都合が合わなかった時などに、「後日改めまして」と言う場面はたびたびあるものです。
連絡に関わっているこの言葉の、正しい使い方や適切な言い換えなどについてご紹介します。
「後日改めまして」とは?
本日の対応が困難な場合などに、別の日の機会にもう一度対応することを、相手に伝える時の言葉です。
「後日改めまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
相手から連絡が来た場合でも、面会する時間や場所などの詳細が決まっていなかったり、情報不足だったりして、きちんと対応できないシーンは珍しくないことです。
そんな時に「後日改めまして」を用いて、もう一度連絡を取ったり面会する予定を作ることになります。
改めて相手とコンタクトを取る場合、自己中心的な予定や押し付ける形にもなりかねないため、相手の考えや予定を聞き出して配慮した形にすることが重要です。
「後日改めまして」を使った例文
・『担当の者が出払っておりますので、後日改めましてご連絡差し上げます』
・『後日改めましてご連絡いたますので、ご希望の日時をお教えいただけますか』
「後日改めまして」の類語や言い替え
「日を改めまして」は、本日とは違った日の機会に、もう一度対応することを伝える言葉です。
「近日中に改めまして」の場合は、さほど遠くない未来の日を意味する「近日中」を用いて同じ意味になります。
「数日内に今一度」は、これから2〜3日中を表す「数日内」と、またの機会を表す「今一度」を用いて、似たような意味になる表現です。
「また別の機会に」は、いずれ違った日時に連絡を取ることを伝えています。
まとめ
対応が難しい場合に、違った機会に再び連絡することを伝える時の言葉が、「後日改めまして」なのでした。
この言葉を使う場合には、相手の予定に配慮した対応が必要です。
言い換えとしては、「日を改めまして」などを用いてみるのが良いでしょう。
