「得意としています」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「得意としています」とは?
「得意としています」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「強みや長所などとして挙げることができます」あるいは「特定の分野を十八番にしている次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。
今後、仕事や事業などで係わる予定になっているビジネス関係者や業務協力者などへ向けて、自身や自社などにおいて自信をもって対応できる案件を伝えたり、経験豊富な領域について申し上げたい場合などに使用されています。
「得意としています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「得意としています」とは、「専門分野として熟知していると言えます」ないし「他社には絶対に負けない自信がございます」などという意味合いで使われている表現です。
長期的なビジネスを進めていく上では、自らや自社などにおける強みや弱みなどを理解しながら、協力会社や取引先などと細やかに連携を取っていく必要が出てきますが、上記のフレーズを使うことで先方にこちら側の得意とする業務や専門的に扱っている事案などについて周知することができる言い回しです。
「得意としています」を使った例文
・『弊社は欧米からの輸入商品を取り扱って以来30年の歴史がございまして、中でもヨーロッパのブランド商品をもっとも得意としています』
・『我が社は基幹システムにおけるメンテナンス業務を得意としていますが、その他システムの運用面においても各種のサービスを取り扱っております』
「得意としています」の類語や言い替え
・『長所となっている次第でございます』
・『一日の長があると存じます』
・『誰にも負けないつもりでおります』
まとめ
「得意としています」とは、ビジネスメールや敬語での会話シーンなどにおいて「(特定の分野や領域などについては)お任せいただければと存じます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつなく使いこなしましょう。
