「御拝顔を賜りまして」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「御拝顔を賜りまして」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「御拝顔を賜りまして」について、その意味や使い方や、言い換え表現などを徹底解説します。

「御拝顔を賜りまして」とは?

「御拝顔を賜りまして」のフレーズにおける「御拝顔」の読みは「ごはいがん」で、「お目にかかること」を意味する謙譲表現の「拝顔」に、丁寧表現の「御」が付けられた言葉です。

次の「賜りまして」の読みは「たまわりまして」で、「〜してもらう」の謙譲語である「賜る」に丁寧語の「ます」と原因を表現する接続詞の「て」が付けられたものです。

したがって、「御拝顔を賜りまして」のフレーズは「お目にかかれて」との意味の非常に丁寧な敬語表現となります。


「御拝顔を賜りまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「御拝顔を賜りまして」のフレーズは、先に記した通り、「お目にかかれて」との意味の非常に丁寧な敬語表現で、やや古風なニュアンスの表現と言えます。

滅多にお目にかかることができない社会的地位の高い方などに対して使われる表現です。

例えば、大企業の社長や高名な大学教授や地位の高い僧侶や皇族などにお目にかかることを指して使われます。


「御拝顔を賜りまして」を使った例文

・『この度はノーベル賞を受賞された大先生の御拝顔を賜りまして、誠に光栄でございます』
・『思いがけず、大企業である取引先の社長の御拝顔を賜りまして、さすがに緊張いたしました』

「御拝顔を賜りまして」の類語や言い換え

「御拝顔を賜りまして」のフレーズは、「御拝顔いただきまして」「御拝顔の栄に浴しまして」「御尊顔を拝しまして」「ご拝謁を賜りまして」と言い換えることができます。

また、もう少し柔らかい表現として「お目通りいただきまして」と言い換えることもできます。

まとめ

「御拝顔を賜りまして」のフレーズは「目にかかれて」との意味の非常に丁寧な敬語表現です。

滅多に会うことができない社会的地位の高い方に合う場合に使われる表現で、古風なニュアンスのある表現です。

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