正確な使い方を把握しておくと、どのような業務を任せられても安心できます。
「心より願っております」の正しい使い方と例文、似ている言葉を調べていきましょう。
「心より願っております」とは?
この場合の「心より」とは、深くそのように感じていることを述べています。
また「願っております」は「願っています」の丁寧な言い方になっています。
そのため「心より願っております」で、相手にとって幸せなことが起きるよう願う言い回しです。
「心より願っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
お世話になった方に転勤の辞令が出た、このような時は温かい言葉を花束のように準備して、前向きに送り出したいものです。
「心より願っております」は心からの願いを示している、丁寧な言い方にあたります。
相手の幸せや繁栄を祈る時に使われているので、転職のため会社を辞める方、あるいは他部署に移る方のはなむけに用いていきましょう。
一方で日常業務に対して「心から願っております」と用いるのは、少々オーバーです。
例えば「ご返信くださいますよう、心より願っております」と引用するのは少々おかしく思えるので、その使い方に気を付けておきましょう。
「心より願っております」を使った例文
・『新天地でのご活躍を、心より願っております』
・『新しい部署でのご活躍を、心より願っております』
「心より願っております」の類語や言い替え
似ている言葉に「衷心より願っております」も挙げられます。
「衷心」は「ちゅうしん」と読み、こちらも心の底からそう思っている時に使用されています。
言い替えに「新天地でのご活躍を、心よりお祈り申し上げます」や「ますますのご活躍を、お祈り申し上げます」があります。
まとめ
「心より願っております」を解説しました。
様々なビジネス敬語を正しく学んでおくと、日常業務を明るく進めていけます。
適切な言い方を学んで、職場のスペシャリストになりましょう。
