適切な表現になっているのか、知りたい敬語もあるものです。
「心打たれる」の正しい使い方と例文、似ている言い方を学んでいきましょう。
敬語力の向上に役立ててください。
「心打たれる」とは?
この場合の「心」とは自分自身のハート、あるいはお客様のハートを指します。
また「打たれる」は、琴線に触れたように深く心を揺り動かされることを指しています。
清らかな滝に打たれて、新しい感覚が芽生えるように、新鮮な気持ちを全身で味わうことをいいます。
そのため「心打たれる」で感動する、感銘する、このような訳になっています。
「心打たれる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
心動かされる経験を、仕事の延長ですることがあります。
「心打たれる」は心の鐘が鳴っているように、深く感動した時につかいます。
取引先の方がコレクションしている絵画を拝見した時、あるいはお客様アンケートにうれしいひと言が書いてあった時に、使用できる言い回しです。
ぱっと心の霧が晴れて、前向きな気持ちになった時に用いていきましょう。
一方で「心打たれる」を繰り返し使っていると、感動も薄れてしまうもの。
その他の言い方も学んでおき、フレッシュな敬語をつくっていきましょう。
「心打たれる」を使った例文
・『貴重な名画を見させていただき、心打たれました』
・『心打たれるお手紙を頂戴し、励みになりました』
「心打たれる」の類語や言い替え
似ている言い方に「胸を打たれる」があります。
こちらも深い感動をした時の言い方で「心打たれる」と同じように使われています。
一方で不意をつかれて、びっくりするという解釈もあるので心得ておきましょう。
言い替えに「琴線に触れました」や「非常に感動いたしました」そして「心温まるお手紙」や「心のこもった、おもてなし」があります。
まとめ
「心打たれる」を解説しました。
色々なビジネス敬語を心得ておくと、明るい使い方ができるようになります。
未来の仕事術に役立つ、様々な敬語を学んでいきましょう。