ここでは「忘れないように」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「忘れないように」とは?
「忘れないように」は、何かを忘れることのないように、という意味で使います。
「当日はくれぐれも入場チケットを忘れないようにしてください」のような使い方になり、このような場合には、そのチケットがないと入場することができないため、注意として用いていると考えていいでしょう。
この手の誰かに対する注意喚起として使えるだけでなく、「明日はまず一番に○○することを忘れないようにしないといけない」といったように、自分へのそれとしても用いることができます。
「忘れないように」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「忘れないように」は、先のように、誰かへの注意として、もしくは自分へのそれや戒めに使うことができます。
前者として用いる時には頭に「お」をつけ、更に少し形を変えて、「お忘れのないようご注意ください」と使うことも多いです。
何かを持ってくる、またはそれを行うのを忘れないように、といった用い方だけでなく、「○○さんと△△さんは犬猿の仲だということを忘れないように」などと使ってもよく、だから離れた席にするように、と続けるような用い方もまま見聞きします。
「忘れないように」を使った例文
・『来週の火曜日の会議はいつもと違って午後3時から行いますので、忘れないようにお願いいたします』
・『このIDとパスワードは絶対に忘れないようにしてください。それらを紛失してしまうと、一切ログインが行えなくなってしまいます』
「忘れないように」の類語や言い替え
・『忘れないために』
語尾をこの「ために」とすると、そのためにはどうしたらいい、こうするべきだという使い方に向いている表現になります。
例えば、「IDとパスワードは忘れないために二重に控えてあります」のような用い方になり、そのためにはこうした方がいいと誰かに伝える使い方をしても構いません。
まとめ
「忘れないように」は、何かを忘れることのないように、と誰かに伝えるために用いたり、自分がそれに注意しなくてはいけないと使うことができる表現です。
前者ではそうして欲しい続け、後者になる時にはそのためにこうしているといったような用い方になります。