ここでは「応募をいたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「応募をいたしました」とは?
「応募をいたしました」は、何かに応募をしたという意味になります。
それを丁寧に伝える時に用いられ、「先日そちらの求人に応募をいたしました○○ですが〜」などという使い方になります。
途中の「を」を外して「応募いたしました」としてもよく、文脈によってはそちらの方が合っていることもあります。
語尾に「が」とつけると、「確かに応募をいたしましたが、届いておりませんか」や、「応募をいたしましたが、取り消しをお願いしたいのですが」などといったように使うことができ、そうしたがという意味になります。
「応募をいたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「応募をいたしました」は、それを行った側が使う表現です。
丁寧にそのように伝えるための表現なので、使えるシーンが限られており、先の例の求人に応募した際や、懸賞などにそうした時などに用いることが多く、近年多いネット通販で購入を申し込んだような時には向いていません。
そういう場合には「応募」とは使わず、「申し込み(申込)」とするのが一般的なので、それについて何かがあれば「購入の申し込みをいたしましたが〜」のように用いてください。
こちらはその後に採用や当選があるか分からない「応募」に限って使う表現です。
「応募をいたしました」を使った例文
・『営業職の求人に応募をいたしました○○です。ご通知いただきました日程通りにお伺いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします』
・『私もその海外旅行の懸賞に応募をいたしましたが、どうせ当たらないでしょう』
「応募をいたしました」の類語や言い替え
・『申し込み(申込)をいたしました』
前述した、通販の購入の際などに使える表現になり、「応募」とは使わない申請の類いに該当する場合に用いられます。
その購入のために、何かに参加するためにといった用い方をすることが多く、語尾に「が」とつけて使える点は「応募をいたしました」と一緒です。
まとめ
「応募をいたしました」は、「応募」と使える届出になる内容をしたという意味で用います。
主に求人や懸賞などがその対象になり、丁寧にそれを行ったと伝えるために使う表現で、語尾に「が」とつけると、そうしたがと用いることができます。