ここでは「思われるのですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「思われるのですが」とは?
「思われるのですが」は、このように使う側として、そのように思う(ものの)、という用い方になります。
「このままだと失敗になってしまうと思われるのですが」とだけ使った時には、このままだと失敗してしまうのではないかと言っており、そう思うだけと伝えていますが、それに対して何かしらの心配がある場合に、この後にその内容を続ける用い方がよく見られ、「まず大丈夫だと思われるのですが、念のためにバックアップをとっておいてはどうでしょう」などと使う例がそちらにあたります。
「思われるのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「思われるのですが」は、あまり自信をもってそうとは思っていないという使い方になる表現だと考えていいでしょう。
少し崩して「思うのですが」としても意味は一緒で、そちらの時にも同様の解釈になるので、それなりの自信がある時には「思われます」、「思います」といった言い切った形の向いています。
よって、このように使われた側になる場合にも、そこまで自信があって言っているのではないと捉える方がいいでしょう。
このような考え方はあくまで暗のニュアンスになりますが、実際にそういった使い方がよく見られる表現です。
「思われるのですが」を使った例文
・『それだと少し無理があるように思われるのですが』
・『恐らく間に合うと思われるのですが、もしかしたら少し遅れてしまうかも知れません』
「思われるのですが」の類語や言い替え
・『考えられるのですが』
こちらにしても大筋として同じ意味になり、「無理があると考えられるのですが〜」のように、同様の使い方をすることができます。
ただ思うというだけでなく、考えた結果でそのように思うという時に用いることが多く、「思われるのですが」とするよりもその内容に自信がある時に使われています。
まとめ
「思われるのですが」は、そのように思う、またはそう思うものの、という使い方になる表現です。
後者の時には、そうは思うが、こうとも思われるといったような用い方になり、いずれの場合もあまりそう思うこと自体に自信がないというニュアンスで使われています。
