緊急事態が起こった時は、気持ちばかりが焦るものです。
「急ぎでお願いします」を見ていきましょう。
「急ぎでお願いします」とは?
この場合の「急ぎで」は、時間を置かないですぐにという意味があります。
「お願いします」と添えているので、急ぎの用事を相手に頼みたい時に用いられています。
「急ぎでお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
何かトラブルが起きた時は、早めにその対処をおこなう必要があります。
自分だけで抱えているとさらにトラブルが大きくなるので、関係者に連絡して早めにフォローしてもらいましょう。
「急ぎでお願いします」はシンプルに、緊急依頼をかける時の言い方です。
冒頭に「急ぎ」と入れているので、最優先事項であることを伝えられます。
一方でこちらの文章は、目上の方に何度も用いてしまうと失礼にあたります。
とくにこちらの事情でお願いしている場合は「申し訳ありませんが」とひと言添えて用いていきましょう。
また先方も複数の案件を抱えていることが多いので、急ぎとはいえ「いつまでに、何をして欲しいのか」こちらの要望を分かりやすく伝えることが大切です。
トラブル発生の時こそ、客観的な視線も忘れないようにしましょう。
「急ぎでお願いします」を使った例文
・『緊急事態が起きました。急ぎでお願いします』
・『誠に申し訳ありませんが、迅速なご対応をお願いいたします』
「急ぎでお願いします」の類語や言い替え
似ている表現に「速やかにお願いします」が挙げられます。
「速やかに」は「迅速に」と同じ意味があり、今すぐ手をつける状況をあらわしています。
ただいきなりメールを送って「速やかにお願いします」というと、相手も面食らってしまうもの。
不快に感じてしまう方も多いので「厚かましいお願いで恐縮ですが」や「ご迷惑をかけてしまい心苦しいのですが」と配慮あるひと言も混ぜておきましょう。
また言い替えの表現に「誠に恐れ入りますが、早急なご対応をお願いいたします」が挙げられます。
まとめ
「急ぎでお願いします」を見てきました。
正しい言い回しを心得て、ビジネス敬語の達人を目指していきましょう。
