ここでは「急なお願いにもかかわらず」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「急なお願いにもかかわらず」とは?
「急なお願いにもかかわらず」は、そのお願いが急なものだったのに、という意味になります。
悪い意味で用いることはなく、「急なお願いにもかかわらず、お聞き入れいただきありがとうございました」のような使い方になり、この場合には、急なお願いだったのに聞いてもらえたことに対して感謝しているという意味になります。
そのようなお願いごとをされた側が用いる場合には、「急なお願いでしたが、何とかなりました」といったような形にして使うことができます。
「急なお願いにもかかわらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「急なお願いにもかかわらず」は、そのお願いごとが急だったと言っています。
具体的にどういったそれの場合に用いればいいのかと言うと、まずは締め切りや納期にあたるものが短いケースになると考えていいでしょう。
例えば、今日お願いをして、明日には仕上げて欲しいといった場合で、このときには「急なお願いにもかかわらず、1日で納品していただきましてありがとうございました」などと使われます。
また、今すぐにそれを、というお願いの場合にも用いることができます。
「急なお願いにもかかわらず」を使った例文
・『急なお願いにもかかわらず、納期内で仕上げていただきまして感謝しています』
・『急なお願いにもかかわらず、すぐに取り掛かっていただけて助かりました』
「急なお願いにもかかわらず」の類語や言い替え
・『無理なお願いにもかかわらず』
「急な〜」は先のように、納期が短かったり、今すぐに始めて欲しいというお願いごとに使われますが、この「無理な」とすると、それらも含めて普通に考えて無理があるお願いごとに対して用いることができます。
そのため、言い替えとして、もしくは内容的なことに何かしらの無理があると思う場合に使われています。
まとめ
「急なお願いにもかかわらず」は、納期にあたるものが短い、またはすぐに始めて欲しいといったお願いごとだったのに、という意味になる表現です。
それなのに、聞いてもらえて助かった、感謝していると用いるために使われています。
