あどけない日本語ばかり話していると、周囲からの評価も下がってしまうもの。
「感じでしょうか」の正しい使い方と例文、言い替えの表現をチェックしていきましょう。
「感じでしょうか」とは?
この場合の「感じ」とは、このような風に、こうした意味合いがあります。
やり方を自分なりに真似てみた時の言い方です。
また「でしょうか」は確認、質問する時のフレーズになります。
そのため「感じでしょうか」で「このようなやり方で、いいでしょうか」と相手に聞く解釈が含まれています。
「感じでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社会人になったら、一人前の敬語も心得ておきたいものです。
アルバイト先でよく使っていたため、そのまま会社でも使いたくなるのが「感じでしょうか」という言い方です。
「感じ」は感覚という意味合いがあるので、直感的に似ていること、あるいは直接的な断言を避けたい時に用いられています。
はっきり言うと角が立ってしまう時もあるので、こうしたまろやかな言い回しも心得ておきましょう。
一方で「感じでしょうか」を商談や契約の場で使うのは、信頼関係に水を差してしまうもの。
はっきりお伝えすべき場面ではフォーマルな言葉を選び、慎重さも忘れないようにしましょう。
「感じでしょうか」を使った例文
・『明日までに仕上げる感じでしょうか』
・『お好みのデザインは、このような感じでしょうか』
「感じでしょうか」の類語や言い替え
似ている言い方に「なるほどですね」があります。
先輩がお手本を見せてくれ、納得した時に使えます。
一方で「なるほど」は目上の方には、あまり好ましくない表現とされています。
お手並み拝見と思われてしまうので、積極的に使うのは控えておきましょう。
言い替えに「〇〇をお作りいたしました。
いかがでしょうか」や「納期は〇〇でよろしいですか」などがあります。
まとめ
「感じでしょうか」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、落ちついた対応が取れます。
恥をかかない日本語を学んで、敬語力を引き上げていきましょう。