「慌ただしくしております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「慌ただしくしております」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「慌ただしくしております」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。

「慌ただしくしております」とは?

「慌ただしくしております」のフレーズにおける「慌ただしく」「物事が差し迫って落ち着かなく、急いだり、あわてたりすること」を意味する言葉で「せわしなく」と同義です。

そして「しております」「しています」「いる」を謙譲語Ⅱ(丁重語)の「おる」に換えた表現で、「しています」のより丁寧な敬語表現です。

したがって、「慌ただしくしております」のフレーズは「せわしなくしています」との意味の敬語表現となります。

ちなみに、「慌ただしい」の意味として「せわしない」と説明しましたが、「せわしない」の類語として「せわしい」との言葉もあります。

いずれの言葉も、忙しくて休む暇がないことを意味しますが、「せわしい」よりも「せわしない」の方が、意味を強調したい場合に使われる言葉だと言えます。


「慌ただしくしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「慌ただしくしております」のフレーズは、手紙やメール等で、自分の現状を伝える文章としてよく使われます。

例えば、年末の挨拶の手紙やメールでは、最初に年末の時候の表現に合わせて、相手の方の様子を尋ねる言葉が記されます。

そして、次に自分の現状の様子を簡単に述べ、最後に来年もよろしくと言った挨拶文で結ばれます。

こうした手紙やメールで、自分の現状の様子を簡単に述べる文章で、年末をバタバタ過ごしていると伝えるのが、このフレーズです。

もちろん、年末の挨拶の手紙やメール以外でも、自分の近況を伝える文章で広く使われています。


「慌ただしくしております」を使った例文

・『年末を迎え、いつも以上に慌ただしくしております』
・『私の方は、相変わらず慌ただしくしております』
・『貧乏暇なしで、いつも慌ただしくしております』

「慌ただしくしております」の類語や言い換え

「慌ただしい」の類語としては「せわしなく」「せわしく」「バタバタと」「忙しく」等が挙げられます。

したがって「慌ただしくしております」のフレーズは、「せわしなくしております」「せわしくしております」「バタバタとしております」「忙しくしております」等と言い換えることが出来ます。

また先にも記したとおり「しております」「しています」と言い換えることも出来ます。

まとめ

「慌ただしくしております」のフレーズは「せわしなくしています」との意味の敬語表現です。

手紙やメールで、自分の近況を伝える文章で、よく使われるフレーズです。

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