仕事をする上で常にチェックしておきたいのが「所要時間」ではないでしょうか。
どのくらい時間がかかるか把握できれば、やる気の維持などにも繋がります。
所要時間の使い方など確かめてみて下さい。
「所要時間」とは?
何かの業務や要件などをこなす目的で、必要となる過去や未来の時間についてを示す言葉です。
「所要時間」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
どんなことをするにも、時間を要するものです。
物事をこなすのにどの程度の時間がかかるか、説明するなどの機会があります。
その時に「所要時間」を用いることが適切です。
所要時間は人に知らせる他、提示したり調べたり測ったり予想することができます。
予想する場合には「概ね」「約」などで大まかに伝えることが可能です。
行動の所要時間を示す場合、予め分かることによってやる気の維持、安心感の獲得、予定の調整がしやすくなるなどの効果があるので無視できません。
これを使う場合は、「駅前からの」などのように何の物事についてなのか明示したり、どの程度の所要時間を有しているのか、「5分です」のようにはっきり示す事が必要です。
逆に言えば所要時間が曖昧だと不安を招き、信頼を失うことにもなるかも知れません。
「所要時間」を使った例文
・『駅前からビジネスホテルまでの所要時間は、徒歩で約5分ほどです』
・『業務の開始から完了までの所要時間は、わずか50分でした』
「所要時間」の類語や言い替え
「かかった時間」は、必要とする意味をもつ「掛かる」を用いた表現です。
これは「かけられた時間」としても同じような意味になります。
「必要とする時間」は動作をするのになくてはならない時間のことです。
これは「必要な時間」としても同じになります。
「予定時間」は、前もって決めることを表す「予定」を用い、事前に計画された時間についてを表すものです。
「遂行時間」は、物事を成し遂げる意味の「遂行」を用いた堅めの言い方となります。
「作業時間」は、何かの作業のためにかけられる時間を表す表現であり、使用範囲が限定される表現です。
まとめ
何かの実行に必要とする時間を言い表す時に、「所要時間」を使うことができるのでした。
所要時間を示すことで、安心感ややる気につながるでしょう。
所要時間はできるだけ明確に示すことが大切です。
場面によっては「予定時間」などに言い替えることも考えてみてください。