この記事では「手に取って」について解説をします。
「手に取って」とは?意味
手に持って、手に握って、という意味です。
この場合の「手」は、話し手のものを指すこともあれば、聞き手のものを指すこともあります。
「取っ」は「取る」のことで、手につかむという意味です。
「手に取って」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が実際に手に何かを持ったことを伝えるときや、聞き手に手に持って欲しいときなどに用います。
「手」は「お手」とすると、相手を敬う言い方になります。
名詞に「お」をつけると、尊敬の意を表すことができます。
自分の手のことは「お手」とはいいません。
他人の手を指してこの言葉を使うことで説明をします。
お客さまが店頭で商品を眺めています。
その商品は実際に手で触ってもよいものです。
遠くから眺めるよりも、それを持って見た方が細部がよくわかり、また触感もわかります。
お客さまは、手にしてもよいのか迷っているのでしょう。
そこで、手に持ってもよいのだということを店員から伝えることにしました。
その際に店員が使う言葉です。
この場合は後に「ご覧ください」などの言葉を続けます。
商品の場合は、「触ってはいけないのではないだろうか」「汚してはいけない」など思って、手にすることをためらう人がいます。
ためらっているようならば、店員から声をかけるとよいでしょう。
手に持ってもらった方がどのような商品なのかよくわかり、よく知ってもらうことで購入につながる可能性があります。
「手に取って」を使った例文
・『手に取ってくださっても構いません』
「手に取って」の返答や返信
手に持ってよいですとすすめられているときは、そのものを手にしてよいです。
触ってみることでわかることがあります。
化粧品の場合だと手にすることで、パッケージに記載されている成分名がわかります。
触れてよいものであっても、乱暴に扱ってはいけません。
壊したり汚したりしないように丁寧に扱いましょう。
サンプルの場合でも扱い方に気をつけて、大量に使わないようにしてください。
まとめ
この言葉は、店頭で使われることがよくあります。
お客さまが商品を眺めているようならば、声をかけてみるとよいでしょう。
