ここでは「拝借したいです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「拝借したいです」とは?
「拝借したいです」は、何かを借りたいという意味になります。
「こちらを拝借したいです」と使えば、それを借りたいと言っており、「できましたら、拝借したいです」とした時には、できるならそうしたいと伝えています。
この形で丁寧に借りてもいいかと尋ねている使い方になるため、この前にその対象を挙げてそうしたいと用いるだけでよく、変に文言を続けたり、更に丁寧にするために「ご拝借〜」という使い方をしないように注意してください。
その「ご拝借」としてしまうと二重敬語になり、間違った用い方になってしまいます。
「拝借したいです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「拝借したいです」は、何をそうしたいと使う表現です。
よって、「仕事で必要になりましたので、こちらを拝借したいです」のように用いられますが、借りたいと使うことができる対象は道具などの存在もあるものだけでなく、「知恵」と使われる場合も多いです。
この「知恵を拝借したい」という用い方は、何らかのアイデアを出して欲しいという意味になり、「○○様のお知恵を拝借したいです」などと使われています。
この時には、何かいいアイデアはないかと聞いていることになり、ビジネスシーンでもまま用いられる使い方です。
「拝借したいです」を使った例文
・『可能でしたら、こちらを1週間ほど拝借したいです』
・『この分野にとてもお詳しいとお聞きしておりますので、是非ともお知恵を拝借したいです』
「拝借したいです」の類語や言い替え
・『お借りしたいです』
少し崩した表現になりますが、こちらでも丁寧に何かを借りたいと伝えることができます。
「拝借〜」と同様に「お知恵をお借りしたいです」といった使い方もすることができ、必要以上に堅くしたくない時にはこちらを用いるといいでしょう。
まとめ
「拝借したいです」は、何かを借りたいと伝えるために用います。
そうしたいと言っているため、この後にはその相手の返答を待つことになり、少し変わった使い方として、知恵をそうしたいという用いることで、何かいいアイデアはないかといった意味でも使える表現です。