ここでは「指摘されます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「指摘されます」とは?
「指摘されます」は、何かの点で指摘を受ける、という意味で使います。
例えば、「もし間違いがあった時にはすぐに指摘されますので、慎重に行ってください」のような用い方になり、間違いがあるとそれに対してすぐ指摘を受けるので慎重に事を運ぶように、と伝えています。
誰かからそれを受ける、という使い方をすることも多く、「○○さんは細かいので、少しでもミスがあると間違いなくそれを指摘されます」などという使い方がそれにあたります。
「指摘」は問題のある点を指し示すという意味になるため、これを受けるということは、何かしらの過ちがあった場合になります。
よって、それほど悪い意味で用いられる表現でもなく、口語、文章のどちらでも使うことができます。
「指摘されます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「指摘されます」は、少し違う使い方として、そのように指摘されている、と用いることができます。
この場合、そういったことがある(あった)、世間的にそう言われている、といった意味になり、「よく字をもっとうまく書くようにと指摘されます」とすると、(誰からともなく)よく自分がそのように指摘されると言っており、「CO2の排出については、常に環境問題の1つだと指摘されます」とした時には、CO2の排出は環境問題の1つだといつも世間的に言われている、という解釈になります。
こちらの使い方の場合、「指摘されています」と言い替えても構わず、そちらの方がそのように使っていると分かりやすいので、使い分けをしてもいいでしょう。
「指摘されます」を使った例文
・『細かい点まで指摘されますので、必ず見直しを行っておいてください』
・『この食料品の相次ぐ値上げは円高の影響も少なくないと指摘されます』
「指摘されます」の類語や言い替え
・『注意されます』
「指摘」は、間違いに対して注意を受ける、という意味になるため、何かの点でそれを受けると用いる場合には、こちらに言い替えても意味が通ることがほとんどです。
ただし、「指摘」と使う場合に比べて少し軽いニュアンスになり、そういうことがある、世間的にそう解釈されている、という方の使い方には向いていません。
まとめ
「指摘されます」は、何かの点から指摘を受ける、という意味で用いられます。
何をすると(してしまった場合に)そうなると使う場合と、そのようなことがある、世間でそう認識されている、という用い方をすることがあり、口語、文章を問わず使われています。
